院長の自分のための花粉症recipe
これは花粉症に悩む院長の、自分自身のための対策レシピです。
- 2月中旬、スギ花粉飛散のニュースを聞き始める少し前から飲みぐすりと目ぐすりを使い始める。バレンタインデーが目安。
- 目ぐすりはイブジラスト(ケタス点眼液)を1日4回点眼。
活性酸素産生抑制効果を期待。
症状が軽い日も1日4回欠かさないように点眼することによって、薬の効果を最大限に引き出す。
若干しみるのがより効果的なのか? - 飲みぐすりはロラタジン(クラリチン錠)を寝る前に服用。
以前の抗アレルギーの内服薬は眠くなるためになかなか使えなかったが、眠くなりにくいこの薬によって、仕事に支障が出ることが無くなった。
- 目ぐすりはイブジラスト(ケタス点眼液)を1日4回点眼。
- 目のかゆみが我慢できない日には、0.1% フルオロメトロン(フルメトロン点眼液 0.1%)を併用。
むやみに使うと眼圧上昇などの副作用もあるため必要最低限に。
(低濃度の0.02%は効果が少ない割に副作用はあるので基本的は使わない) - 鼻症状が強いときにはフルチカゾン(アラミスト点鼻液)を1日1回使う。
- それでもなお鼻がつまって眠れないときや仕事に支障が出るときなどは、塩酸ナファゾリン(ナザール・スプレー)などを緊急的に使用。
このような血管収斂剤は非常に効果的で短時間で効くが、麻酔薬と同じで根本的にアレルギーを抑える薬ではない。
逆に薬の効果が切れたときにかえって症状が強くなるので、どうしても必要なとき以外は使わない。 - 1回の注射で季節中効くような持続性ステロイドの注射などは、副作用が怖いので絶対に使用しない。 もちろん患者さんにも勧めない。